緊張をゆるめるなら呼吸から
筋トレやストレッチ、マッサージなどはメディアでも良く取り上げられ、健康増進などの役割として身近になっています
しかし、意外と忘れられがちなのが「呼吸」です。
呼吸と体の緊張やリラックスというものは深く関係性があり、運動や体操を行う際に呼吸がうまく出来ていないと効果が弱くなることがあります。
基本的には息を吸う時に体は緊張し、息を吐く時に体は緩もうとします。現代人が自律神経や生活習慣の病気になりやすい原因の1つに呼吸の浅さがありますが、これは息を吸うばかりで緊張状態からなかなか抜け出せないことも関係します。
呼吸法として色々テクニックはありますが、まずは呼吸の長さ。なるべく「多く吐く」ことを意識して深呼吸などをしてもらうだけでも十分な効果があります。
ぎっくり腰や失神などは過呼吸(息を吸い過ぎて吐くのが少なかった)状態の時に起こることが圧倒的に多いです。これはつまり緊張状態で何かをしようとした時に起こるものです。
なるべく息を吐くことが優位(多くなる)なバランスで呼吸をするだけでも、体のムダな緊張が取れ、病気をしにくい体を作ることが出来ます。
秋田県湯沢市 コセキ鍼灸院