肉は健康に良い!!というウソ
最近では肉食や動物性のタンパク質を多く取りましょう。という話が多いように感じます
しかし、1977年のMレポートやチャイナスタディが証明しているように、肉(動物性たんぱく)の取りすぎは、ガンなどのリスクを数倍~数十倍にはね上げます。
肉を食べないとスタミナが付かない。筋肉を付ける為に肉をたくさん食べろ。
という常識すら蔓延っている分野まであるほどです。残念ながら肉を大量に摂取してスタミナ・筋肉がつくという仮説は50年以上前に覆されています。
肉こそが筋肉をつけるものなら、1日2食で、玄米と漬物とみそ汁だけだった昔の日本人がムキムキの体をしている理由を教えてもらいたいくらいです。
もちろん肉の全てが悪いのではありません。適度に食べる分には(細かい話は置いておいて)ほとんど問題ありませんが、加工肉だけは極力避ける方が良いでしょう。
ハムやソーセージなどの加工肉には「発色・漂白・防腐」目的として亜硝酸塩というものが含まれてます。主に肉を「美味しそうなピンク色」にするためには欠かせない添加物です。
これはハムにして8切れ、ソーセージにすると4本程度の量を(1週間のうちに)食べているだけでも、ガンや糖尿病のリスクを数倍にし、喘息などのアレルギー症状を、実験した約8割の人が悪化させるほどの強烈な毒性を持っています。
また、加工肉には意外と糖質も多く、(この糖質はビタミンやミネラルによって消化されるが)肉の消化にビタミン・ミネラルが取られてしまい、AGEs=終末糖化産物を生み出してしまいます。
AGEsは原因不明の痛みや、活性酸素を生み出す老化産物として体内にいます。肉食に偏ることで痛みや病気の心配事が増えてしまうということです。
残留ホルモンの問題、遺伝子組み換え食品を与えられている問題など、安易に「良い」とは言えない部分が多いのが肉です。
どうせなら安全に、美味しく・楽しく食べる為にも、こういったことに気を付けたいところです。加工肉が食べたい方は自分で作るのがベストでしょう。
秋田県湯沢市 コセキ鍼灸院