子どもがヘルパンギーナ・手足口病になったら

August 8, 2018

 

夏場に多いカゼの一種に「ヘルパンギーナ」や「手足口病」というものがあります。

 

発症者はほとんど子どもです。実はこの記事を書いている現在、我が子もヘルパンギーナの疑いで自宅療養中です。

 

ヘルパンギーナも手足口病もそんなに怖い病気ではありません。なった時の心構えと対処法、予防法について考えていきます

 

 

 

 

■なぜなるのか

 

 

ヘルパンギーナも手足口病も同じ、エンテロウィルスというウィルスの感染によって引き起こされます。

 

どちらも38~40度ほどの高熱が起こり、ヘルパンギーナはノドの痛み、手足口病はその名の通り手や足、口の周りに湿疹が出来ます

 

 

感染経路はほとんどが飛沫感染という「誰かにうつされる」というものですが、接触感染などの場合もあります。こどもは興味本位で不衛生なものを触ったその手で、自身の粘膜に触れるということもあるかもしれません。

 

 

 

 

■病院にいっても治りはしません

 

 

どちらもワクチンや特効薬のようなものはありません。あるのは「解熱剤」や「鎮痛剤」といったものです。大体は寝てたら治ります。

 

そもそも病院に行ったり、薬を飲ませる前に、なぜ高熱が出たり、湿疹やノドが腫れるかを知らないといけません。

 

 

 

高熱はウィルスと体の免疫が闘っている姿です。こどもは特に免疫作用が強いので一気に発熱します。多くのウィルスは39度程度で死滅しますので、体がウィルスから体を守るために行っている「自然の摂理」です。

 

これを解熱剤で熱を下げると単に症状が長引くだけでなく、ウィルスや薬の副作用で髄膜炎や脳炎など、死に直結する合併症を起こす可能性が高まります。

 

 

湿疹やノドの腫れ・痛みは炎症が起きているためです。炎症を起こすにはその部分に血流を集める必要があります。そしてその血液の中にはウィルスや細菌などの外敵と闘うための免疫たちが含まれています。

 

つまり外敵が集まる部分に血液・血流を集めてウィルスを早く追い出そうとしているのです。

これも下手に薬で炎症を止めようとすればどうなるかは想像できるかと思います。

 

 

 

また、カゼの時やヘルパンギーナ・手足口病にたいして病院で処方される「抗生物質」は全く意味の無いものです。

これは抗生物質は「ウィルスではなく細菌にしか効果が無いから」です。

何言ってるか分からない方は一番上の文章をお読みください。カゼも「ウィルス」です。

 

 

 

 

■対処と予防

 

病院に行ってもムダですが、何かしらしてあげたくなるのが親心ってものかもしれませんが、汗をかきすぎることによる脱水にだけ注意してもらえれば基本的には何もしない方が早く治ります。

 

 

「栄養のあるもの食べさせなきゃ!」

 

いいえ、ホントに栄養をどうこう考えるなら、熱出して食欲ない子どもに無理に食べさせようとしないでください。

 

食べ物を消化・吸収するのにもエネルギーが必要ですが、このエネルギーを外敵と闘う以外に使うことで治りは格段に遅くなります。特に固形物やお菓子・ジュース類はほとんど虐待ですのでおやめ下さい。

 

 

食事は熱が下がり、食べたいという状態になってから消化に良いものから徐々にという形であげてください。

 

 

 

予防法としては基本的に

○手洗い・うがい・歯磨きをしっかりする

○薬・お菓子やジュースなど免疫力を下げるものを普段からなるべく与えない・摂らない

○夏場のクーラーで冷やし過ぎたり、夜中まで遊びまわらない(夏祭りが楽しい季節ですがほどほどに)

 

 

などが挙げられます。

 

 

カゼやヘルパンギーナ・手足口病などウィルスには、実はほとんど毎日のように感染しています。症状もバリアとしての免疫が弱くなった時に起こるものです。

 

普段から予防をしっかりして夏場のカゼにかからず、楽しく過ごせるようにいましょう(お互いに^^ゞ)

 

 

 

 

秋田県湯沢市 コセキ鍼灸院

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