糖質と痛み
糖は好きな人も多いことでしょう。
「甘い物を食べると幸せな気分になる」「疲れが取れる」という声もよく聞きます。
しかし、糖(糖質)を取り過ぎることが、いかに体を悪くしているかをほとんどの方は知らないです。
たとえ知ったとしても、訳の分からない言い訳をして糖の依存から抜け出せません。糖依存から抜け出すための1つのステップとしてこの記事を読んで頂けたら。
■糖の何がいけないのか
☆あらゆる病気の基となる
糖=糖質は体ですぐにエネルギーとして使われるように出来ています。スポーツ選手や山で遭難した時などの、瞬間的な燃料が必要な状況でのみ効果を発揮するものです。
しかし現代では糖質を大量に摂取する割に、その糖質を消費出来ていません。こうすると体内には糖質が多く残ってしまい行き場が無くなります。
この結果が有名なのだと糖尿病ですが、糖尿病でなくても、他の生活習慣病の原因に糖質が大きく関わっています。
・中性脂肪の大部分は糖質の残りかすのため、皮下脂肪はもちろん、内臓脂肪を余分に付け内臓の働きを阻害する。
・糖を消化して最終的に生み出されるAGEsは動脈硬化の主原因であるアテロームを作り出している為、脳梗塞・心筋梗塞などのリスクを高めている。
・口に入った時に感じる甘さは脳に伝わり、「幸せホルモン」エンドルフィンやらを分泌。甘い物が無いと生きられない状況(依存)に追い込まれる、おかげさまで精神病にめでたく罹患する。
・糖の消化、AGEsの排除にはビタミンやミネラルが大量に必要となる。よって皮膚・粘膜・骨・筋肉・内臓などあらゆる組織にダメージを及ぼす。老化(年だなー)は主にこれのおかげである。また、虫歯や感染症などのリスクも高める優れモノです。
・ガンのエサになるのでガンにもかかる、かかって治るどころか育ててしまう。
☆甘ったれた状況に追い込むことで洗脳を受けやすくなる
甘い物、糖質を取り過ぎることで脳の神経伝達がマヒして思考力・判断力が低下します。
サーカスのライオンは角砂糖100個分もの糖質をエサに混ぜることで、糖質依存を起こし、それをくれる人間様の言うことを聞くようになります。
人間にも同じことが当てはまります。糖質依存を、大手メーカーや国、それを牛耳っている存在が消費者に向け、意図的に作り出しています。
そうして糖質依存になった賢い消費者たちは、大手なら安心!とか、○○から出ている商品だから買おうかな。と商売的にも賢いカモのような存在になります。
さらにこうした糖依存状態の賢い方々は、当記事のような話に聞く耳を持たなくなるように調教・学習させられます。
その例としてあげられるのがTVや学校教育です。こういう情報に常に触れさせることで、糖が「悪いもの」として認識出来なくする、むしろ糖が無いとダメなんだぞー!!という考えを刷り込んでいき、「常識」として洗脳をかけます。素晴らしい方法です。一経営者として見習う所が多すぎます。
また、こういう状況になることで、糖依存の自分を正当化しはじめます。こうなったら勝手にしてください。
■直接糖をとらないことが第一
とは言っても、激しい運動をしている方や、バリバリ働く方々には糖質が必要な部分もあります。
誰にでも当てはまることですが、直接的な糖質・糖分を控えることが大事です。
直接的とは。白砂糖に代表される白い粉はその一つです。黒糖だろうが一緒ですが。そういうものを料理に使わない・お菓子類は極力控える。これだけでも、糖過剰の現代人に多い、自律神経失調症や肩こり・腰痛・膝痛なども改善していきますし、ガンや難病でさえも良くなっていきます。
また最近話題の”GI”にも注意が必要です。”GI”に関してはセルフサービスで調べてください。なるべく低GIのものを選んで取る必要があります。
炭水化物は分かりやすいですが、白米よりも玄米、小麦粉なら全粒粉などの方が低GIなので体にかかる負担も少なく済みます。食べすぎればあまり意味はありませんが。
書くことが多すぎて今回はここまでにします。
糖・糖質もまずいことばかりで、甘い物や白米好きの方には耳が痛い話ですが、自分の身を守るためにも気をつけてみてください。
秋田県湯沢市 コセキ鍼灸院