治したいなら湿布は貼るな

April 25, 2018

湿布は「急性炎症を抑えるため」のものであり、「応急処置」です

 

しかし残念ながら、その本来の使い方を忘れ、現在市販や処方として手に入る湿布は、ほとんどの場合で肩こり・腰痛などの症状緩和を目的に作られ、使っています。

 

 

 

■別の症状を生み出す

 

上記の様に湿布は応急処置の為の手段です。急に捻挫した、打撲した。その時の一時的な痛み止め、炎症を抑える為にしか使ってはいけません。

 

湿布も立派な「薬」であり、副作用があります。

 

 

湿布の大きな効果として「抗炎症」「鎮痛」作用があります。最近は第2世代と呼ばれる湿布が多く登場していて、筋肉をほぐすなどの謳い文句で売られていますが、そんな効果はありません。

 

湿布に含まれるサリチル酸メチルや、第2世代のイブプロフェン・ジクロフェナク・インドメタシン・フェルビナクなどの成分は「消炎鎮痛」としての効果はありますが、それだけです

 

もちろん応急処置として使用する分にはありがたい作用ですが、慢性的・継続使用することで起きる状態がいくつかあります

 

 

①血流を悪くする…炎症というのは血液がその部位に集まることで治そうと頑張っている姿です(この過程で熱感や痛み・腫れが出ます)。しかしその炎症をいつまでも湿布などの「消炎剤」で抑えつけることで、患部に血が行きにくい状態が続きます。

 

 

②痛みが引かない…①の状態がさらに続くと、治りが遅くなり痛みがなかなか引きません。それどころか血によって栄養されている筋肉も痩せたり・硬くなったりして「万年肩こり」や他の症状を引き起こす原因になっています。

 

 

③薬(湿布)なしではいられなくなる…薬全般に言えることですが、湿布をすることで痛みなどの症状はマシになります。しかし①・②の様に、本来治そうとして起きる体の反応を抑え込んでいるため治りません。そうすると、痛い(または凝る)→湿布を貼る→少しマシになる→効果が切れると痛くなる(凝る)・・・・のパラレルワールド行きです。

 

 

 

■薬に副作用はつきもの

 

 

湿布も薬なので効果もあれば副作用もあります。

 

特に第2世代と呼ばれている湿布には、昔の湿布より強力な消炎鎮痛成分が含まれています。

 

これらの成分(イブプロフェンなど)は常用的に湿布を使い続けることで内臓やホルモン等に影響を及ぼします

 

・光線過敏症をはじめとした皮膚疾患・アレルギーの誘発

・肝臓・腎臓・心臓・胃腸に炎症を起こす

・他の薬を服用している場合、組み合わせ次第では後遺症になることもある

 

 

食生活や他の薬など、もともと体にあまり負担をかけていなければ、応急処置としての湿布の使用はありかも知れませんが、当たり前に使い続けるのは危険です。

 

 

本来の使い方通り、応急処置として使い、自分で自分に余計なことをしないようにしましょう。

 

 

 

(秋田県湯沢市 コセキ鍼灸院)

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