東洋医学で考えるメンタル改善法(木の場合)
東洋医学の基本概念として
陰と陽というものがあります。
簡単にいえばプラス、マイナスみたいなもんですが
全てのものはこの陰陽から成り立つというのが陰陽論と呼ばれるもので
これを医学として体系化したものが東洋医学です
東洋医学のなかにはもうひとつ、五行論と呼ばれる考え方があります
「全てのものが陰陽から成り立つ」のですが、それをさらに大まかに5種類に分別する理論です
木・火・土・金・水
の属性に分類され、それぞれを高めあったり、抑えたりしながらバランスを取っています
人間のメンタルというテーマで考えてみます
木…怒り、叫ぶ、泣く(感動・イライラなど)
火…喜ぶ、笑う
土…共感する、考える、歌う
金…悲しむ、憂う、泣く(しくしく、悲しくて)
水…恐怖、うなだれる、うめく
などと大まかに分けられます
自分の現状の感情に近い属性が分かれば改善方法も見えてきます
今回は木の場合
木は上記の感情以外でも、肝臓・風・春・目・始まり・曲直・計画・命令するなどの意味があります
例えば、肝臓に負担をかけ過ぎるとイライラして怒ってばかりいるし、曲直(まっすぐ、ときには枝を出しながら木のように上に横に伸びていく様)しようとしている状態を圧力で抑え込まれたりすると委縮してしまったり。
これは木に異常があることを示しています。
改善法として
・自然の多いところで深呼吸する
・肝臓に負担をかける酒類・糖類などを控える
・なるべく楽しいことをして笑ったり、他人を褒める
ということを意識してもらうだけでも木のメンタル的な異常が楽になっていきます