塩の味は「しょっぱい」のか
塩=塩分という意味で捉えている方が多いのではないかと思いますが 塩をそのままペロッと舐めるとただただしょっぱい。これは本物の塩でなく精製されたものである可能性が高いです。 本来、塩は「しょっぱい」だけでなく「美味い」ものです。このうまみは雑味からくるものであり、ミネラル成分の含まれている量で決まるようです。 ミネラルがよく含まれている塩は、甘味があって美味しいと感じます。 これは海から直接くみ上げられ、天日のみで水分を蒸発させた、古来からの作り方で作られた塩の特徴でもあります。 お店で買う時に袋を見ると、「自然海塩」と書かれています。成分をそのままに、加工しない塩のためです。 伯方の塩などは天然塩というイメージを持つ方も多いですが、海外から輸入された塩を再加工し、塩化マグネシウムなどを添加している加工塩です。にがりなどの添加物によって「しょっぱさ」は抑えられますが、自然から作られた本物の塩ではありません。 また1キロ100円以下のような塩は精製塩と呼ばれ、もとは石油だったりします このような塩はきつい塩分による「しょっぱさ」や添加物の味が混じり、
添加物の表裏
陰陽、光と影など、表と裏という概念がありますが、これは東洋医学だけでなく全てのものに通じます。 当院でも添加物をなるべく避けるような指導をしていますが、食品・環境などの添加物や環境ホルモンなどを完全に避けるのには、無人島で暮らすくらいの極端なことをしなくてはなりません。 そもそも、食品添加物がすべて悪い訳ではなく、それによって便利さなどの恩恵を受けてきたことも忘れてはなりません。 しかし、「症状や病気を治したい」と思っているのであれば、今までよりも気を付ける必要はあります。 国や大手メーカーが認めて、商品として売っているものだから安心!なんてことはなく、自分の身を守るためには知識や行動が大事になってきます。(食品添加物の安全性テストはほぼ「単品」で行われていますが、実際に食品に含まれている添加物は「複数」であり「混合」しているため、安全性が単品時とは比べ物にならないほど低くなる可能性があります。) 当院でもより簡単に、知識を提供するセミナーをしていますが、こういう系の話がたくさん載っている本などが一般的にも出回っています。 食品添加物の「裏」の部
「強い刺激でないと効く感じがしない」
当院に来られる方の中にはあまり居ませんが、こういう風に感じる方も多いかもしれません。 実際、肉体労働や、マッサージなどで強く揉まれるのに慣れている方は、体や筋肉が堅くなり弱い刺激では物足りなさを感じる場合もあります。 しかし、この状態は決して良い状態ではなく、むしろ不自然な状態です。(肉体労働の方を否定しているわけではありません) 人間は生まれた時から強い刺激に耐えられる訳ではなく、繰り返し刺激を受けることで少しずつ刺激に慣れて、強い刺激でも耐えられるようになります。 筋肉や体が堅くなるということは「放置」した結果であり、それをほぐそうと強い刺激を加えることで、またしても堅くなる原因を作り出す、負のループが生まれてしまいます。 治療と言うのは弱い刺激で十分です。強い刺激でないと効かないのではなく、ただ強い刺激に依存しているだけであり、そのまま続けていくと体はどんどん堅くなっていきます。 その結果、痛みや肩こりなどの症状を起こしたり、ケガをしやすくなったり、免疫力まで落ちてしまい回復力が下がってしまいます。 当院の施術のように、なるべく「弱い刺激で